「冬になると寝室の窓にびっしょりと結露が…」
「玄関やトイレのニオイがこもって困っている」
「洗面所の湿気でカビ臭い気がする」
こんな住まいに関する悩みを抱えていませんか?
現代の住宅は高気密・高断熱が進んでいる分、湿気やニオイがこもりやすく、換気だけでは限界を感じることも。毎日過ごす空間だからこそ、もっと快適に、しかもおしゃれに改善できたら嬉しいですよね。
本記事では、壁材を変えるだけで空間の空気環境が改善できると話題の「エコカラット」について、徹底解説します。
■この記事でわかること
・エコカラットとはどんな壁材なのか
・結露・ニオイ・湿気にどれだけ効果があるのか
・デザイン性・費用・施工の注意点まで詳しく紹介
エコカラットは、調湿・脱臭などの機能性に加え、インテリアとしても優秀な壁材。住まいの「小さなストレス」を手軽に軽減しながら、空間をぐっと格上げできる、コスパの高い選択肢です。
エコカラットとは?
エコカラットは、LIXILが開発した内装用の機能性壁材。
- 湿度を調整
- ニオイを吸着
- 有害物質も低減
と、まるで「呼吸する壁」のように空気を整えてくれるんです。
かつての機能性壁材といえば、珪藻土や漆喰、無垢板が主流でしたが、ナチュラル系の住宅でないと雰囲気が合いづらく、さらにメンテナンスに手間がかかるなど、デメリットが目立っていました。
エコカラットは、豊富なデザインバリエーションでさまざまな住宅スタイルにフィット。
さらに調湿性能は、珪藻土の約5~6倍、調湿壁紙の25倍以上(LIXIL調べ)といった高機能を誇ります。
メーカー解説参照

こんなお悩みに効果あり!
- 寝室や子ども部屋の【結露】対策に
- 玄関やトイレの【ニオイ】対策に
- 洗面所やクローゼットの【湿気】対策に
近年の高気密・高断熱住宅では、天然素材による調湿・防臭効果は非常に重宝されます。
とくに窓のない水回りでは、換気していても不快感を感じやすい空間において、違いが実感しやすいです。“空気の質”に敏感な方にとっては、検討する価値の高い商品です。
*注意点
エコカラットを貼ればすべてが解決するわけではありません。
特に【結露】には「断熱」と「換気」が欠かせません。
【ニオイ】も「換気」を全くしないと空気がこもってしまいます。
エコカラットはあくまで、根本対策を行った上での“補助材”として効果を発揮します。

床下の湿度対策で炭を敷くことがあるけど、換気できてないとカビだらけになるのと一緒だよ
実際に使ってみて
室内で中型犬を飼われているお宅の事例をご紹介します。
8畳の寝室に一緒に寝ているのですが、
エコカラットを4面のうちの1面施工した結果…
「夜中にトイレに行って戻ってきたとき、前はニオイが気になってたけど、施工後はほとんど感じなくなりました!」
面積をしっかりと確保すれば、脱臭効果も体感しやすいんです。
おしゃれ+機能の“いいとこ取り”
なんと言っても、エコカラット最大の魅力は「おしゃれさ」。
- 凹凸のある高級感あふれるタイル調のデザイン
- 豊富なカラー・質感ラインナップ
- アクセントクロス代わりに使える汎用性の高さ
TVボード背面・カウンター下・トイレのタンク背面・壁の一部など、
さまざまな場所で“印象づけ”ができます。
しかも、調湿・脱臭といった実用的な効果も兼ね備えており、まさに「賢いインテリア材」です。
下記参考に

デメリットは?
- 価格が高め
施工費込みで、㎡あたり10,000〜24,000円前後(商品・仕様により変動)
広範囲に貼ると費用もかさむため、小空間(洗面所・トイレ・WIC・玄関など)から始めるのがおすすめです。 - 衝撃に弱い
表面に微細な穴を多く含む構造上、物がぶつかると割れやすい特徴があります。
物が当たりやすい場所・白系カラーは注意が必要です。
最近はDIY用のパネルも販売されていますが、不安な方はリフォーム時・新築時にプロ施工での検討がおすすめです。
まとめ|費用対効果は高い!
エコカラットは、「デザイン性」も「機能性」も求める方にとって、費用対効果の高い選択肢です。
価格はやや高めではありますが、「貼ってよかった」という満足度の高い商品でもあります。
アクセントクロスじゃ物足りない…という方へ。
ワンランク上の暮らしを目指すなら、エコカラットが最適解です!
価格を抑えるためにDIYで施工することもできるので検討してみて下さい。
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