その業者はほんとに大丈夫? ─ 顧客との相見積もり体験談

営業

初めて相見積もりを取るとき、
「どこを確認すればいいの?」
「金額がバラバラで、どの業者を信じればいいかわからない…」
「担当者の説明が曖昧で、このまま契約して大丈夫?」

と不安に思われる方は多いのではないでしょうか。

私自身も多くの相見積もりに立ち会ってきましたが、
業者によって言うことが違い、見積書の内容もバラバラ。
お客様が混乱するのは当然だと実感しています。

この記事では、リフォームの相見積もりで実際に起きた“リアルな体験談”をもとに、
後悔しない業者選びのポイントをわかりやすく解説します。
価格だけでは絶対に見抜けない「信頼できる業者の共通点」も紹介します。

■この記事でわかること
・相見積もりで業者ごとに金額が違う理由
・営業担当者の“質”を見極めるチェックポイント
・トラブルを避けるために必ず確認すべき項目

業者選びは「価格」よりも「説明」と「真摯な姿勢」で決まります。
体験談を知ることで、あなた自身が“後悔しない選択”をできるようになります。

ぜひ、よくある失敗ポイントを知り、後悔しない判断材料として役立ててください。

strato

元大手ハウスメーカー勤務  (エリアマネージャー)
→エリア成績全国No1獲得
新築戸建分譲の現場監督経験を経て大手ハウスメーカー
リフォーム部へ転職
現在は「後悔しない家づくり情報」をブログで発信中!

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リアル体験談:この業者、本当に大丈夫?と不安になった瞬間

説明が曖昧で“価格だけが安い”パターン

相見積もりを複数取ると、ほとんどの人が陥る問題があります。
それは「とにかく時間が足りない」ということ。

1社につき 2〜3時間 × 社数 × 打ち合わせ回数
これだけで、かなりの労力です。

依頼内容は同じなのに、
各社の回答も見積項目もバラバラで、最終総額しか比較できない状態になりがちです。

「なんでこんなに金額が違うの?」
と思うほど、平気で差が出ます。

見積もりのパターンは大きく2つに分かれます。

顧客から言われた項目だけを見積もりする業者

お客の要望を聞き取り、その工事の金額を出すパターン

建物を確認した上で、問題点と改善提案まで行う業者

建物を調査して、住まいの状態や工事に絡む内容を提案するパターン。

①で済むのは“工事内容が明確な場合だけ”

築浅で建物状態が良く
・外壁塗装
・水まわり設備交換
など、内容が明確な場合は①の進め方で比較的シンプルです。

商品知識もショールームやネットで調べれば、各社の価格差の理由が見えてきます。

問題は「②のパターン」

専門性が高く、
間取り変更・構造・劣化状況などが絡むと、
業者ごとに判断基準が大きく異なるため、金額差も説明の質もバラつきます。

築20〜30年を超えてくると、
日々の使い方や当時の施工品質による“クセ”も表面化します。

説明が曖昧なまま金額の安さで決めてしまうと、
後から追加費用や施工不良が発生することも。
最悪の場合、工事がストップした例もあります。

対策

  • 打ち合わせ内容を必ず記録に残す
  • 契約前に書面化する
  • 「言った言わない」を防ぐ

書面があれば、トラブル時の対応も期待できます。

営業担当が知識不足で不安が残った

建築業界は専門性が非常に高く、知識と経験が物を言います。
同じ建築士でも、以下のように得意分野が分かれます。

  • 構造(木造 RC など)
  • 構造計算
  • 戸建て マンション
  • 新築 
  • リフォーム

建築士であっても“専門外”では知識不足になることが十分あります。

営業担当がそれをカバーできるだけの知識を持っていることは少ないです。
それでも信ぴょう性の高い回答を返せる担当者は、経験値が高い証拠です。

一方で、
「わからないので調べます」と素直に言える担当者は、
・裏に相談できる技術者がいる
・次回までに正しい回答を持ってくる能力がある
というサインです。

若くて元気なだけでは良い工事にはなりません。
経験を補うサポート体制・真摯な対応ができるかが最も重要です。

ベテランだが“慣れ”で横柄さを感じた

ベテランには良い意味でも悪い意味でもクセが出ます。

本来優秀なベテランは
・役職に就く
・教育担当になる
というのが一般的です。

それでも“営業窓口担当にとどまっている”場合、
背景を少し疑ってみても良いかもしれません。

もちろん、人手不足の工務店では例外もあります。

年数を重ねると「慣れ」が出てしまう

長く勤めているほど、
・細かいことを避ける
・新しい要望に対応しない
という傾向が強まるケースがあります。

勤めていた会社でもあの人が!?
憧れていた先輩が手抜きにしまい残念でした。

ただベテランは経験値は素晴らしいです。

重要なのは
細かな要望や最近のデザインにも丁寧に寄り添ってくれるかどうか
ここが見極めポイントです。

他社の見積もり比較で初めて「危険」に気づいた話

建築業界では、
「名前が有名 = 安心」は通用しません。
大手ハウスメーカーでも、とんでもない提案をしてくることがあります。

ある工事で、
「このポイントを事前に確認しておいてください」とお客様にお伝えし、
次回確認すると、

「現場が始まってから対応します」
という曖昧な回答が返ってきました。

建築基準法・構造・経験の差が大きく、
営業担当が正しい判断をできないことも多々あります。

大手でも、
・チェック体制が薄い
・現場管理が弱い
・金額管理ばかり優先される
などの問題は珍しくありません。

ひどい会社では、建築教育より“クレーム対応研修”に力を入れているほどです。
問題ありきで、本末転倒ですが…

対策

他社の言い分を、遠慮なく別の業者にも聞いてください。

各社の回答が違うのは当然で、
「そんな指摘、初めて聞きました」ということもあります。

私自身も他社の指摘で見落としに気づくことがあり、
その際に素直に非を認めて対応できるかどうかが本当に重要です。

指摘が多すぎるのは論外ですが…

そして、最後に必ず
内容を“書面”で残してもらうこと。
言いにくいことでもです。

お互いのため伝えて書面に残しましょう。
信頼と信用は別物です。

これが後悔しないための大きな武器になります。

まとめ

相見積もりは、業者ごとの見解や金額の違いが大きく、判断が難しくなりがちです。
今回紹介したように、各社の特徴や説明の質を比較していくことで、
「この業者は本当に信頼できるのか?」を見極めるヒントが見えてきます。

  • 説明が曖昧なまま価格だけを強調していないか
  • 専門外のことを無理に断言していないか
  • ベテランの“慣れ”による横柄さが出ていないか
  • 他社の指摘を素直に受け止め、対応する姿勢があるか

こういったポイントを丁寧に確認することで、
後々の追加費用やトラブルを防ぐことができます。

また、何よりも大切なのは、
担当者がどれだけ真摯に向き合い、丁寧に説明してくれるか。
これは経験年数や会社の規模よりも、意外と大きな判断材料になります。

最後に、相見積もりで後悔しないためには

  • 不明点は必ず書面で残す
  • 他社の意見も遠慮なくぶつける
  • 違和感があれば、契約を急がない

この3つを意識するだけで、判断の精度は大きく上がります。

自分も身を守れるのは自分だけ!後悔のないように
“本当に信頼できる一社”を見つけるための材料として、この記事が役立てば幸いです。

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