【不動産会社に行く前に調べられる無料サイトまとめ】
不動産を探しを始めたとき、多くの人がこんな不安を感じます。
「この土地、本当に大丈夫なのかな?」
「不動産会社の説明を信じていいのか分からない…」
実は、土地の情報は不動産会社だけが独占しているわけではありません。
確かに、レインズ(不動産流通標準情報システム)のように、一般の人が見られない“クローズド情報”は存在します。
しかし
土地選びで失敗しないための知識の大半は、ネットで十分に調べられます。

strato
大手ハウスメーカー リフォーム部
元エリアマネージャー
エリア実績 全国No1獲得
現在は独立してブログで住まいの情報発信中
建築業界25年の知識を発信します。
この記事では、
「ネットで土地の知識を付ける」ために一般の人でも使える無料サイトと、
最低限知っておきたい調べ方のポイントを分かりやすく解説します。
土地探しは「知識がある人」が圧倒的に有利

不動産情報はクローズドな世界
不動産業界には、業者しか見られない情報が多く存在します。
- レインズ(業者専用の物件情報)
- 未公開物件
- 囲い込みによる情報制限
そのため、知識がないまま土地を探すと、
「言われたことを信じるしかない状態」になりがちです。
ネットで知識を付けるだけで見抜けること
一方で、事前に少し調べておくだけで、
- 相場より高い土地
- なぜ安いのか理由がある土地
- 災害リスクや将来不安のある立地
こうした点に自分で気づけるようになります。
ここで大切なのは、
👉 プロ並みの知識を身につけることではありません。
👉 「騙されない・流されない判断軸」を持つことです。
まず押さえたい土地の基礎知識5つ
土地を見るとき、最低限チェックしたいのは次の5つです。
- 地盤の強さ・弱さ
- 災害リスク(ハザード)
- 日当たり・周辺環境
- 過去の取引実績
- 相場感(高いか安いか)
これらはすべて、ネットで調べられます。
また、土地の権利関係についても、法務局に行けば一般の人でも取得可能です。
気になる空き地がある場合は、一度確認してみるとよいでしょう。
建物についても、市役所の建築指導課などで合法的に建築されているかを調べられます。
書類は500円程度で印刷してもらえます。
ネットで土地の知識を付けるおすすめサイト【分野別】
① 地盤を調べる(見えないリスク)
おすすめサイト
地盤は、建物が建ってしまうと見えなくなります。
しかし実際には、建物よりも土地の方が重要と言われることもあります。
これらのサイトでは、
- 軟弱地盤の可能性
- 埋立地・旧河川
- 地名から読み取れる地盤傾向
などを確認できます。
ただし、あくまで参考情報です。
実際には地盤調査が必要で、局所的に悪い土地も存在します。
👉 「地盤が悪い=絶対NG」ではありませんが、
👉 対策が必要な土地かどうかを知ることが大切です。
土地には他にも加味すべき変数があります
- 擁壁・水路・側溝
- 文化財や廃材などの埋設物リスク
- 建ぺい率・容積率・接道など各種法律
最終段階では、必ずプロと一緒に探すのが鉄則です。
この記事は、あくまで「入口の知識」として捉えてください。
賢い鷹ほど爪を隠す
「私、あまり分からなくて…」というスタンスの方が、
実は色々教えてもらえることもあります。
知識を付けてゴリ押しするのもトラブルの元なので注意しましょう。
② ハザードマップで災害リスクを知る
おすすめサイト
ハザードマップでは、
- 地震の揺れやすさ
- 液状化の可能性
- 洪水・浸水リスク
などを確認できます。
注意したいのは、
ハザードがある=住めない土地ではないということ。
重要なのは、
- どんなリスクがあるのか
- どんな対策が必要なのか
を理解した上で判断することです。
③ 日当たりを調べる(便利サイト)
おすすめサイト
「南向き=日当たりがいい」と思われがちですが、実際は違います。
- 隣の建物の影
- 将来建つ可能性のある建物
- 季節による日照の違い
これらはシミュレーションで事前に把握できます。
現地では、雰囲気に舞い上がったり、
営業担当や関係者がいて冷静になりにくいものです。
事前に調べておくことは、大きな安心材料になります。
④ 過去の取引実績を調べる(相場の答え)
おすすめサイト
このサイトで分かるのは、
**実際に売買された価格(成約価格)**です。
- 広告価格ではない
- 交渉後のリアルな数字
- 価格交渉の根拠になる
土地価格の判断において、
最も信頼できる情報のひとつです。
⑤ 相場感をつかむ(高い・安いの判断)
おすすめサイト
相場感を見るときのコツは、
- ピンポイントで見すぎない
- エリア全体で傾向を見る
- 「安すぎる土地」に理由を考える
相場を知っているだけで、
不動産会社の説明が正しいかどうか判断しやすくなります。
⑥ 路線価を調べる(価格の下限目安)
おすすめサイト
路線価は税務上の評価額ですが、
- 土地価格の最低ライン
- 相場との乖離チェック
- 将来の売却・相続の目安
として活用できます。
目安としては、
路線価 ÷ 80% = 基準価格
例:
路線価100,000円/㎡、100㎡の場合
100,000 ÷ 0.8 × 100㎡ = 約1,250万円
ここに、接道条件・解体費・ライフライン工事費・売買実績など
多くの変数が加味されて、最終的な相場になります。
「相場より極端に乖離している場合」は必ず理由を確認しましょう。
一般不動産サイトはこう使う
対象サイト
他にも色々サイトはありますが、この3社で知識を付けるのは十分
これらは便利ですが、使い方が重要です。
- 相場感の把握
- 写真・立地の比較
- 売れ残り理由を考える
普段からチェックしていると、
物件が増える時期や相場の動き、
大まかな理由が想像できるようになります。
「この情報だけで判断しない」ことが大切です。

最終はレインズなどの情報確認することが大切
はじめの一歩として考えて下さい。
最終的には「必ず現地に行く」
ネットで土地の知識を付けることは、とても重要です。
しかし、最後に必ずやってほしいことがあります。
それは、自分の足で現地に行くことです。
その土地の環境を自分で確かめる
現地に行くことで、地図や写真だけでは分からないことが見えてきます。
- 周囲の雰囲気
- 騒音やにおい
- 日中と夜間の違い
こうした情報は、ネットでは完全に把握できません。
近隣トラブルの有無を確認する
土地選びで意外と重要なのが、近隣環境です。
- ゴミ出しのルールやマナー
- 自治会の有無や活動状況
- 放置ゴミや荒れた敷地がないか
これらは、住み始めてから大きなストレスになる可能性があります。
近隣の方と話してみる
可能であれば、近隣の方に話しかけてみることをおすすめします。
実際に今そこに住んでいる人が、
その土地のことを一番よく知っています。
時間帯をずらして何度か現地に足を運び、
ゴミ出しの様子を見たり、近隣の方と会話をすることで、
- 治安
- 騒音
- 地域の雰囲気
など、ネットでは分からない情報が見えてきます。
土地や家は、とても高い買い物です。
この確認を省くと、住んでからのリスクは格段に上がります。
近隣の方も、「これから住む人」に少なからず興味を持っているものです。
無理のない範囲で、臆せず声をかけてみてください。
番外編|競売物件・空き家バンクは要注意
参考サイト
競売物件や空き家バンクは価格が魅力的ですが、
- 法的リスク
- 権利関係の複雑さ
- 修繕費が読めない
など、プロ向けの要素が多いのも事実です。
初心者は「勉強目的・相場確認目的」で見るのがおすすめです。
まとめ|ネットで土地の知識を付けるだけで失敗は減らせる
土地探しで大切なのは、
- 完璧な知識を持つこと
- プロと同じ情報を持つこと
ではありません。
「相場・リスク・理由」を考えられる視点を持つことです。

正直に言うと、
私自身も不動産で見事に失敗しています。
不動産は、大きな火傷をする可能性があります。
だからこそ、
- 知識を付けること
- 業者との距離感を間違えないこと
- 建物を建てる場合は、建築士や工務店・ビルダーと一緒に探すこと
これを強くおすすめします。
一般人が調べられる情報には限界があります。
プロの不動産屋と一般人の差は、狼と羊ほどあります。
それでも
ネットを使えば、一般の人でも十分に土地の知識を付けられます。
👉 知識は「武器」ではなく「防具」
👉 不動産会社に行く前に、ぜひ一度ネットで調べてみてください。




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