ー子育て・老後まで後悔しない床選びー
新築やリフォームを検討していると、
「畳とフローリング、どっちがいい?」
「和室を作ったら後悔しない?」
と迷う方はとても多いです。
家族構成やライフスタイルに合っているのか分からないまま、
間取りや床材を決めてしまうのは不安ですよね。
実際に、
- 作ったけど使わなかった
- やっぱり畳があればよかった
- フローリングにして失敗した気がする
など、畳の有無で後悔するケースは少なくありません。
ですが、「和室=古い」「フローリングが正解」という先入観を外し、
今の暮らしに合った畳・フローリングの使い分けを知れば、
納得できる選択ができるようになります。
この記事では、
畳とフローリングどっちがいいか迷っている方へ向けて
判断基準・メリットデメリット・今どきの取り入れ方をプロ目線で解説します。
■この記事でわかること
・畳のメリット・デメリットとその活かし方
・子育て世代や高齢者にも支持される理由
・今どきの「畳コーナー」やおしゃれな和空間の取り入れ方

strato
大手ハウスメーカー リフォーム部
元エリアマネージャー
エリア実績 全国No1獲得
現在は独立してブログで住まいの情報発信中
建築業界25年の知識を発信します。
畳とフローリング、どっちがいい?まずは基本を整理
結論から言うと、
畳とフローリングに絶対的な正解はありません。
どちらが良いかは、
**「どんな暮らしをしているか」「これからどう変わるか」**で決まります。
まずは、それぞれの特徴を整理していきましょう。
畳のデメリット
畳を敬遠する理由として、よく挙げられるのが次の点です。
- 家具の跡がつきやすい
- 経年劣化でささくれや色あせが出やすい
- 「古い」「和風すぎる」印象を持たれやすい
これらを理由に、
メンテナンス性を重視してフローリングを選ぶ方も多いです。
また、畳の上にカーペットやラグを敷きっぱなしにする場合、
掃除のしにくさや湿気がこもりやすい点も注意が必要です。
畳のメリット
一方で、畳には今でも根強い魅力があります。
- クッション性があり、転倒時の衝撃を和らげる
- 断熱性が高く、足元が冷えにくい
- 音を吸収しやすく、静かな空間をつくれる
特に、
裸足で過ごす時間が多い方
床に座る・寝転ぶ生活が好きな方にとって、
畳の快適さは代えがたいものです。
「なくしてみて初めて良さに気づいた」という声もよく聞きます。
フローリングが向いている人・畳が合わないケース
すべての人に畳が向いているわけではありません。
次のような方は、フローリングの方が後悔しにくい傾向があります。
- 椅子・ソファ中心の生活
- 掃除やメンテナンスをラクにしたい
- ペット(犬・猫)と暮らしている
- 家具の配置替えが多い
- 将来、部屋の用途変更を考えている
また、
- 畳の上に常にラグを敷く
- 家具で畳がほとんど隠れてしまう
- 「とりあえず和室」を作る
このような場合は、
畳の良さを活かせず後悔につながりやすいため注意が必要です。
畳は子育て世代に向いている?
実は最近、子育て世代の間で畳は再評価されています。
特に活躍するのが、
- 小さな子どもを寝かせるとき
- おもちゃで遊ばせるとき
畳は滑りにくく、音も響きにくいため、
転倒時のケガ防止や階下への配慮という点で安心感があります。
ただし、
子どもが成長すると使われなくなり、
デッドスペース化するケースも少なくありません。
そこで重要なのが、将来を見据えた可変性です。
構造上できたスペースの活用にも畳は有効
最近はLDKの大空間化が進み、
構造上どうしても柱や梁が出てくることがあります。
そんな「少し使いにくいスペース」に
畳を敷いて居場所をつくるのもおすすめです。
もともと和室は、襖を開けることで空間を一体化できる、
日本ならではの優れた設計手法でした。
これを現代風にアレンジすることで、
無理のない畳の取り入れ方ができます。
※空間に一体感を出したい場合は、
天井までの高さがある建具を選ぶのがポイントです。
畳の用途は今、大きく変わっている
昔の和室は、
- 客間
- 座敷
- 仏間
といった役割が中心でした。
しかし現在は、
- 客間として使う機会が少ない
- 和室が使われない部屋になってしまう
という声も増えています。
そのため最近は、
「個室の和室を作らない」選択をする家庭も多くなりました。
今のトレンドは「畳コーナー」
現在主流なのは、
LDKの一角に設ける畳コーナーです。
- 必要な分だけ畳を取り入れられる
- 将来フローリングへ変更しやすい
- デザイン性も高い
「和紙畳」や「置き畳」など、
おしゃれでメンテナンス性の高い素材も増えています。
また、座敷テーブルを置いて
和モダン(旅館・星野リゾート風)の空間を楽しむ方も。
畳とフローリングどっちがいい?迷ったときのチェック
畳が向いている人
- 床でゴロゴロしたい
- 裸足で過ごすことが多い
- 小さな子どもがいる
- 足元の冷えが気になる
- 落ち着ける空間がほしい
フローリングが向いている人
- 椅子・ソファ中心の生活
- 掃除を簡単にしたい
- ペットと暮らしている
- 家具配置をよく変える
- 将来の用途変更を重視
まとめ|畳とフローリング、どっちがいいか迷ったら
畳とフローリング、どっちがいいか迷ったら、
**「自分たちの暮らしに合っているか」**を基準に考えてみてください。
和室か洋室かの二択ではなく、
畳コーナー・置き畳・将来撤去できる設計など、
柔軟な選択肢を持つことが後悔しないコツです。
この記事が、
あなたの家づくり・リフォーム計画のヒントになれば幸いです。リフォーム計画のヒントになれば嬉しいです!



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