外壁の色選び、どう決める?後悔しないための5つのヒント【初心者向け】

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「外壁の色、何色にすればいいのか決められない…」
「せっかくならおしゃれに仕上げたいけど、選び方がわからない」
「あとから『失敗した…』と後悔するのは絶対に避けたい!」

新築やリフォームで、外壁の色選びに悩んでいる方はとても多いです。

外壁の色を決める機会なんて、人生でそう何度もあることではありません。だからこそ、誰でも迷って当然です。
住宅の印象を左右する大切な要素だからこそ、「失敗したくない」という不安が大きくなるのはとてもよくわかります。

本記事では、初心者でも後悔しない外壁の色選びのコツを、プロの視点からやさしく解説します。

■この記事でわかること
・カタログ通りにいかない“色の見え方”の真実
・ツヤの違いが仕上がりに与える印象とは?
・プロもやっている!外観イメージの集め方と使い方

外壁の色選びは、コツと考え方さえつかめば、誰でも満足のいく選択ができます。
「ちょっと濃い目+落ち着き感」を意識し、実物サンプルや街中の家を参考にすることで、納得のいく外観が実現できます。

strato

元大手ハウスメーカー勤務  (エリアマネージャー)
→エリア成績全国No1獲得
新築戸建分譲の現場監督経験を経て大手ハウスメーカー
リフォーム部へ転職
現在は「後悔しない家づくり情報」をブログで発信中!

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サンプルと実物の色の違い、知ってますか?

カタログや色見本で「これがいいかも」と思って選んだ色。
でも実際に家の外壁に塗ってみると、「思ったより薄い…?」と感じることがあるんです。

これは「面積効果」といって、小さいサンプルよりも、実際の大きな面に塗ると色が薄く見えるという現象。

サンプルの色を手や紙で抑えて小さい面積を見た後、手を離して頂くと、なんとなく違いを感じられると思います。

ですので、最初に選ぶときは「ちょっと濃いかな」と思う色を選ぶと、実際に塗った時にちょうど良くなるケースが多いんですよ。

もちろんサイディングの場合も同じです。面積効果で広い面積になると色は薄く感じてしまいます。その点は加味して色決めを進めて下さい。


ツヤ感もデザインの一部!

外壁塗装には以下のような「ツヤ」の種類があります。

  • ツヤあり(ピカピカ)
  • 半ツヤ(適度な光沢)
  • ツヤなし(マットな質感)

よくありがちなのが、「ツヤあり=高級感」と思ってしまうケース。

でも実は、ツヤありは光を反射して安っぽく見えてしまうことも。さらに、ムラが目

まずは「好きな外観の画像」を集めてみて

言葉だけで「こんな感じにしたい」と伝えるのって難しいですよね。
そんなときは、ネットやカタログで「好きだな」と思う家の外観をいくつか集めておくのがおすすめです。

「この家の雰囲気が好き」「この色合いを真似したい」など、画像でイメージを共有できると、設計担当や営業さんとの打ち合わせもスムーズになりますよ。

外壁は建物形状や冊子、樋・軒天井・庇など色々なアクセントポイントが存在します。それらのトータルのコントラストが美しくないとオシャレな外観にはなりにくいです。

家に関わる人たちが同じイメージの共有・設計意図を持っていると迷子になたず理想の住まいになっていきます。


光や下地によって、色の見え方は変わります

自然光の下では、太陽の当たり方や陰影によって色の印象が大きく変わります。また、外壁の下地や仕上げ材の質感によっても違って見えることがあります。

塗装の方法も多様で、ローラー、コテ仕上げ、吹き付け、ラメ入り塗装などがあります。実物のカットサンプルを取り寄せ、実際の設置場所(屋外)で確認することをおすすめします。

想像とのズレを少しでも減らして、納得の仕上がりを手に入れて下さい。

見る目が育つと、街並みが変わって見える

色選びを意識し始めると、ふだん通る道の家々の色に目がいくようになります。

「あの家の色、オシャレだな」
「この組み合わせはちょっと合ってないかも…」

そんなふうに観察する目が育ってくると、自分の好みや方向性もよりはっきりしてきます。ぜひ散歩のときなどに、周りの家を眺めてみてくださいね。

リフォームであれは似ている形状の家で、オシャレな家をまねすれば必然的にオシャレになります。

普段から職業病で意識して色々なお宅を見ているので、担当は色々な提案ができるだけです。実はこれらの積み重ね量の違いだけです。


まとめ

・外壁の色選びは、迷って当然!
・サンプルよりワントーン濃い色を選ぶのがコツ
・ツヤ感や素材感も仕上がりを大きく左右します
・好きな外観の画像をストックして、イメージ共有を
・外で見る実物の家からも、学びはたくさん!

色選びは家づくりの大切な楽しみのひとつ。
焦らず、楽しみながら、じっくりと進めてみてくださいね。

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