リフォームはしたいけれど、家具の処分が面倒。
家財の処分費用が高そうで不安。
家具は保管した方がいいの?
どの程度まで片付ければいいの?
初めてのリフォームでは、慣れない段取りや作業に追われてしまい、思っている以上に負担を感じることがあります。実際、リフォーム前の家財整理は想像以上に大変で、作業に疲れて体調を崩してしまう方も少なくありません。
筆者は長年リフォーム業界に携わり、住みながらの工事や仮住まいを伴うリフォームなど、多くの住宅リフォームをサポートしてきました。
その経験の中で感じたのは、リフォーム前の家具や荷物の整理を「計画的に進めるかどうか」で、費用や作業の負担が大きく変わるということです。
この記事では、実際の現場経験をもとに、リフォーム時に発生する不要家具や荷物の処分方法について、費用を抑えながら効率よく片付けを進めるコツを分かりやすく解説します。
■この記事でわかること
・業者依頼と自治体処分の費用の違い
・家庭ごみと産業廃棄物の違い
・最もお得に処分するための具体的な手順
・忙しい人や高齢者が利用できる片付けサポートの方法
リフォーム時の家具処分は、自治体の仕組みを活用しながら計画的に進めるのが最もお得な方法です。大きな家具だけ業者に手伝ってもらうなど、状況に応じて上手に組み合わせることで、無駄な費用を防ぐことができます。
「処分費用のムダ」を避けながら効率的に片付けを進める方法が分かれば、リフォームの準備もスムーズになります。結果として、リフォーム費用全体を抑えながら、気持ちよく新生活をスタートできるようになるでしょう。

strato
大手ハウスメーカー リフォーム部
元エリアマネージャー
エリア実績 全国No1獲得
現在は独立してブログで住まいの情報発信中
建築業界25年の知識を発信します。
リフォーム前に家具や家財の整理が必要な理由

工事スペースを確保するため
工事の規模にもよりますが、施工エリア・資材置き場・作業スペースの確保が必要です。
工期がかかる内容だと、仮設計画や仮設トイレの設置などが必要になることもあります。
また、家具の破損や汚れを防ぐことはもちろん、工事期間や費用にも影響します。
作業スピードを上げるためには、職人さんが気遣いするポイントを減らすこと、そして安全対策が十分に取れていることが重要です。
家具や家電が多いと、破損や転倒の恐れがあり、施工品質や作業スピードにも影響してしまうからです。
リフォーム時に意外と大変なのが「家財整理」

家具や家財の仕分けは想像以上に手間がかかる
リフォームを始めるときに意外と大変なのが、家具や家財の整理です。
新居に持ち込むものと処分するものを仕分けて片付けるのは、思った以上に手間がかかります。
「面倒だから業者に全部まとめて処分してもらおう…」と思う方も多いですが、近年は産廃規制や分別の細分化が進み、処分費用が高額になるケースもあります。
家財処分もリフォーム費用の一部です。
正しい知識をつけて、できるだけ無駄をなくしましょう。
片付けは業者に依頼したほうがいい?
忙しいと業者に頼みたくなる理由
・仕事や生活で時間が取れない
・大量の家具処分は負担が大きい
日々の生活の中でリフォームの段取りを進めるのは大変ですが、費用を抑えるには自分が動くこともポイントです。
リフォーム業者に処分を頼むと費用が高くなる理由
・業者処分は産業廃棄物扱いになる
・処分費用が割高になる
同じゴミでも、扱う人によって分類が変わってしまいます。

処分金額の桁が変わります
家庭ごみは自治体で処分するのが基本
基本的に、市区町村で出たゴミは市区町村で処分することが原則です。
日々のゴミ出しで少しずつ処分していくことが基本になります。
一般ごみと産業廃棄物の違い【誰が処分するかで決まる】
・市民が処分するか
・業者が処分するか
この違いによって、業者の利益が加わるため、費用が一桁変わることもあります。
自分たちで処理できるものは、できるだけ対応していきましょう。
畳は分かりやすい代表例
・自分で持ち込めば家庭ごみ
・業者処分は産業廃棄物扱い
大きなトラックがある場合や、ホームセンターで軽トラックを借りて畳を処分場へ持ち込めば、家庭ごみとして処分できる場合もあります。
家具処分で一番安い方法【出来ることは自分たちで】

自分で処分場へ持ち込む方法
トラックや大きな車がある場合は、自分たちで処分場へ持っていくのが一番安くなります。
人件費も自分で動けばかかりません。
ただし、慣れない作業は大変なので、無理は禁物です。

業者によっては、荷物を積んで助手席で連れていいくれる場合もあります。
自治体の回収サービスを利用する【おすすめパターン】
多くのお客さんが選んでいるのがこの方法です。
・粗大ごみ回収
・パッカー車の回収サービス
計画を進める中で、少しずつ小分けにして出していくか、
着工前にまとめて役所に回収してもらう方法が、費用対効果としても優れています。
まずは市区町村に相談するのがおすすめです。
エリアによって行政サービスの内容はさまざま
手っ取り早く業者に依頼したい気持ちは分かりますが、
まずは行政サービスの内容を理解してから進めることが大切です。
まずは役所に問い合わせして相談してみてください。
リフォーム時に一番おすすめな片付け方法
着工日までに少しずつ処分する
当たり前ですが、着工前に一気に処分するのは正直大変です。
リフォームをすると決めた段階で、少しずつ処分を進めていきましょう。
契約を取りたい営業担当は「多少残っていても大丈夫です」と言うこともありますが、実際に作業するのは職人です。
スペースがあり、物があふれていない方が作業しやすいのは明らかです。
割り切って段取りをスタートしましょう。
段ボールを活用して整理を進める
依頼先によっては、引越し業者と提携している場合もあります。
早めに段ボールを手配してもらうことで、仕分けやゴミ出しがぐっと進みます。
大きな家具は最終日に搬出する
大変な作業はプロに任せることが大切です。
・業者に外へ出してもらう
・役所回収と組み合わせる
荷物の預かりや仮住まいへの運搬を依頼する場合は、引越し業者に運搬を依頼し、その翌日に役所回収を利用すると安くてスムーズです。
片付けだけ業者に依頼するのはアリ?【高齢の方におすすめ】

ご高齢の方や仕事で忙しい方は、整理や荷造りだけでも業者に依頼すると便利です。
処分費用が含まれない分、作業人員と時間で簡単に費用を把握できます。
例えば「3人で丸一日かかった=人件費 × 人数」といった形で、法外な請求かどうか判断しやすくなります。
本人は指示を出すだけで済むため、あらかじめ「何を残すか・処分するか」を決めておくとスムーズです。
おすすめは、荷物預かりや引っ越しを依頼する業者に整理も一緒にお願いする方法です。
手間が減り、安心して進められます。
まとめ:リフォーム相見積もりも、片付けも計画的に!
リフォームを検討するとき、つい工事内容や費用ばかりに目が向きがちですが、
実際には家具や家財の整理も大きな作業の一つです。
新居に持っていくものと処分するものを仕分けるだけでも、思った以上に時間と手間がかかります。
また、不要な家具をすべて業者に任せてしまうと、産業廃棄物として処分されるため、処分費用が高くなることもあります。
少しでも費用を抑えるためには、自治体の粗大ごみ回収や処分場への持ち込みなど、家庭ごみとして処分できる方法を活用することが重要です。
特におすすめなのは、リフォームの着工日までに少しずつ整理を進める方法です。
日常のゴミ出しと同じようにコツコツ処分していくことで、処分費用を抑えながら無理なく片付けを進めることができます。
一方で、ご高齢の方や忙しくて時間が取れない方は、整理や荷造りだけ業者に依頼する方法もあります。
処分費用を含まない作業依頼であれば、費用の内容も分かりやすく安心です。
リフォームをスムーズに進めるためには、工事の準備として家財整理の計画も含めて考えることが大切です。
無理なく片付けを進めながら、費用を抑えた賢い家具処分を心がけましょう。




コメント