びっくりリフォーム工事 体験談

アイキャッチ 体験談

その工事、実はまずいです!リフォームで家を悪化させる工事

そろそろ水回りを交換したい。
外壁や屋根も傷んできたし、リフォームを考えている。
でも…
「この工事、本当に大丈夫?」
「業者選びで失敗したくない」

そんな不安を感じていませんか?

リフォームは決して安い買い物ではありません。
それなのに、工事内容は分かりにくく、
「プロに任せるしかない」のが現実です。

実際に現場に立ち会ってきた中で、
実際に目の当たりにしてきた“びっくりする工事”は数え切れません。

「良かれと思ってやった工事が、
数年後に家を傷める原因になっていた」
そんなケースは決して珍しくないのです。

この記事では、
長年リフォーム業界に携わってきた筆者が、
実体験をもとに「やってはいけないリフォーム工事」の事例を紹介します。

専門的な話も、
できるだけ分かりやすく、
これからリフォームを考える方が失敗を回避できる視点でお伝えします。

この記事でわかること
・一見「良さそう」に見える危険なリフォーム工事の実例
・なぜその工事が雨漏れや劣化につながるのか
・業者に任せきりにしてはいけないポイント
・信頼できる業者かどうかを見極める考え方

建築は、経験と知識がすべてです。
餅は餅屋。
専門工事は、実績と経験のある業者に依頼することが最善策です。

strato
大手ハウスメーカー リフォーム部
元エリアマネージャー
エリア実績 全国No1獲得
現在は独立してブログで住まいの情報発信中
建築業界25年の知識を発信します。

この記事を読むことで、
リフォーム工事を見る「目」が変わります。

業者任せにせず、
「その工事、本当に大丈夫ですか?」
と判断できる知識が身につき、
将来の雨漏れや大きな修繕リスクを回避できるようになります。

「知らなかった」では済まされないリフォームの落とし穴を、
ぜひ事前に知っておいてください。

屋根を塗装したのに雨漏れが!?

屋根は、家の中でも最も過酷な環境にさらされる部分です。
年数とともに塗装やコーティングが劣化し、定期的なメンテナンスが必要になります。

日本で多く使われている屋根材には
瓦屋根・スレート屋根がありますが、
塗装を行う際には必ず守らなければならない工程があります。

この工程を省いてしまうと、
「きれいに塗装したはずなのに雨漏れする」という事態が起こります。

原因の一つが毛細管現象です。
これは、繊維や隙間を伝って水が吸い上げられる現象。

スレート瓦同士の隙間を塗装で完全に埋めてしまうと、
入った水の出口がなくなり、建物内部へ侵入して雨漏れにつながります。

そのため、スレート屋根では「縁切り」作業が非常に重要です。

よほどの業者でなければ省くことはありませんが、
この工程について明確に説明できない業者は要注意です。

和瓦のコーキングは危険!?

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台風や強風が来るたびに、
災害需要を狙った怪しい業者が突然現れることがあります。

昔の和瓦屋根は、土の上に瓦を置いて葺く工法が一般的でした。
経年で瓦が波打つと、突風で飛ばされることもあり、
その様子がテレビなどで印象的に報道されます。

そこで登場するのが、
瓦をコーキングで固定する業者です。

しかし、この施工が原因で
後々、大きな補修費用がかかるケースが少なくありません。

屋根や外壁は、
「一度水が入っても、外へ逃がす」構造でつくられています。

屋根の頂部には棟瓦や下り棟といった化粧瓦がありますが、
ここも本来は水の逃げ道を確保した構造です。

正しいメンテナンスは
棟瓦の積み直しや漆喰補修

しかし、これをコーキングで完全に埋めてしまうと、
小さな隙間から入った水が逃げ場を失い、
建物内部へ侵入してしまいます。

こうなると、すべて積み直さないと直せません。

ラバー工法(瓦のコーキング固定)はおすすめしない理由

瓦が飛ばないように、
ラバー工法でコーキング固定する方法もあります。

一定の効果はありますが、
下地自体が劣化していると非常に危険です。

隙間から風が吹き込むと、
固定した瓦ごと一気にめくり上がる可能性があります。

中には、すべての瓦をコーキングで固定している家にも遭遇しました。
そのときは、施主を傷つけずにどう説明するか、本当に悩みました。

屋根のカバー工法は「下地」と「取り合い」が命!

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屋根工事で特に注意したいのがカバー工法
既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる工法です。

昔のスレート瓦にはアスベストが含まれているものも多く、
撤去費用を抑える目的でカバー工法が選ばれます。

ただし、問題は下地の状態です。

屋根の下には防水紙がありますが、
昔の防水紙は性能が低く、透湿性もありません。

私の経験上、
瓦をめくると下地の木材が傷んでいる家がほとんどです。

多くのカバー工法では、
既存屋根の上に防水紙を貼って施工します。

下地が腐っている状態で釘を打つと、
数年後にズレが生じ、防水紙が破れて雨漏れします。

表面材の耐久性が残っていても、
中で雨漏れが起きてしまうのです。

一度合板で下地を補強すれば、
腐食や破損のリスクは大きく軽減できます。

壁際の取り合いは雨漏れの要注意ポイント

1階屋根は必ず外壁との取り合いがあります。
ここには、水を切るための板金が施工されています。

しかし、この部分を
コーキングで埋めてしまう施工が非常に多い

これが致命傷となり、
逆に水を呼び込んでしまいます。

住宅は
二次防水がしっかり機能していないと、
一次防水がきれいでも雨漏れします。

「これ、コーキング切れたら大変だろうな…」
と感じる現場はあります。

コーキング頼みの防水は、私は正直心配です。

ベランダ・バルコニーも屋根の一部

バルコニーも、屋根の一部と考えてください。

防水や水の逃げ道が適切に施工されていないと、
築浅でも雨漏れします。

特に注意が必要なのが
ドレイン(水の排出口)周り

施工手順を間違えると、
水を室内に呼び込む構造になります。

実際、
防水の順番を誤っていた家では
冬に部屋が極端に寒くなり、
壁がボヨボヨしていました。

天井裏を確認すると木材はシミだらけ。
原因はドレインと特定し是正、
断熱材を交換し防蟻処理を行いました。

結果、
「部屋がよく暖まるようになった」
と喜んでいただけました。

増築部分の取り合いは雨漏れ・シロアリの温床

雨漏れの多くは、
後から施工した増築部分です。

新築と違い、
二次防水を連続して施工できないため、
途中で途切れてしまいます。

二次防水どこまでするかの基準が業者任せになっているため、
一次防水(コーキング)だけで終わる業者もあります。

コーキングが切れたり、
板金がオーバーフローすると即雨漏れです。

増築は
一体化するのか、構造をで分けるのか(エキスパンション)
設計段階で水の仕舞い方が変わります。

特に水回りの増築は要注意。
水回りは北側に多く、乾きにくいため
シロアリ被害につながりやすいのです。

安易な増築は、
建物の寿命を大きく縮めます。

まとめ|雨漏れリスクの体験談

今回は、
長年リフォーム業界に携わってきた中で体験した
びっくりリフォーム工事体験談をご紹介しました。

他にも多くの事例がありますので、
体験談シリーズとして今後も書いていこうと思います。

大切なのは、
経験と実績のある業者に依頼すること。

見積もりや相談の際、
必ず次の質問をしてください。

「同じような事例の工事報告書や調査報告書を
個人情報に配慮した形で見せてもらえますか?」

これを嫌がる、対応できない業者は要注意です。

普段行っている工事と違うか、
経験不足の可能性があります。

まともに対応しない、誤魔化す担当には注意して下さい。

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