「築20〜30年を超えてきたし、そろそろ本格的なリフォームを考えたい」
「でも、どの会社に頼めばいいのかわからない……」
そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
大手ハウスメーカーによる大規模リフォームは、品質・保証・アフターサービスの安心感から年々人気が高まっています。
ただ、ハウスメーカーのリフォーム部門は自社物件のアフターがメインが基本
元大手リフォーム会社管理職の筆者が、今までの経験から各社の特徴を簡単解説します。
この記事では
積水ハウス・大和ハウス・住友林業ホームテック・パナソニックリフォーム・三井のリフォーム・住友不動産「新築そっくりさん」・ヤマダホールディングス(ヤマダホームズ/旧SXL)・積水化学工業グループ(セキスイハイム/セキスイファミエス)・ミサワリフォーム・旭化成リフォームの10社を、リフォーム産業新聞の業界ランキングデータも交えながら徹底比較します。
■この記事でわかること
・大手ハウスメーカー10社の大規模リフォームの特徴・費用目安・強みの違い
・他社物件リフォームに対応できるハウスメーカーはどこか
・目的・予算・建てたメーカー別のおすすめ選び方
ハウスメーカーのリフォームは、基本自社物件のアフター工事がメイン。
他社物件の場合は相談先を見極める必要があります。
各社の特徴を知って、大規模リフォームをスムーズに進めて下さい。
▶関連記事:ハウスメーカー住宅のメンテナンス方法

strato
大手ハウスメーカー リフォーム部
元エリアマネージャー
エリア実績 全国No1獲得
現在は独立してブログで住まいの情報発信中
建築業界25年の知識を発信します。
- 大規模リフォームとは?費用の目安|工事範囲によって価格は上がる
- 大手10社の大規模リフォームを徹底比較|アフター部門が担当している比率が高い。
- 積水ハウスリフォーム|業界売上11年連続1位(1,839億円|積水ハウス建設が他社物件も施工
- 大和ハウスリフォーム|業界2位(1,786億円)・丁寧なインスペクションと充実したローン制度
- 住友不動産「新築そっくりさん」|業界3位(1,180億円)・業界唯一の完全定額制・新規顧客9割
- セキスイハイム(積水化学工業グループ)|業界4位(1,072億円)・高断熱ユニット工法の純正リフォーム
- ヤマダホールディングス(ヤマダホームズ・旧SXL)|業界5位(920億円)・家電連携×リフォームの新スタイル
- ミサワリフォーム(ミサワホームグループ)|大型リフォーム受注2位・空間デザインに強い全面改装・2025年度売上721億円
- 住友林業ホームテック|2025年度売上779億円・木の温かみと高品質素材
- 旭化成リフォーム(旭化成ホームズグループ)|邸別ハウスカルテ管理・ヘーベルハウス専門リフォーム・2024年度売上578億円
- パナソニックリフォーム(パナソニックホームズ)|断熱・スマートホーム化に強い
- 三井のリフォーム(三井デザインテック)|高デザイン性・全国25拠点・2024年度売上578億円
- 大手ハウスメーカー10社を一目で比較!比較表
- 大規模リフォームどの会社を選ぶべき?|他社物件を扱える会社は少ない
- まとめ 大手ハウスメーカーの特徴を知ってベストな選択をしましょう。
大規模リフォームとは?費用の目安|工事範囲によって価格は上がる

大規模リフォームとは、
耐震補強・断熱改修・間取り変更・外壁・屋根・内装の全面改修などを組み合わせた大掛かりな改修工事のことです。
大手10社の大規模リフォームを徹底比較|アフター部門が担当している比率が高い。
積水ハウスリフォーム|業界売上11年連続1位(1,839億円|積水ハウス建設が他社物件も施工
積水ハウスリフォーム㈱は住宅リフォーム売上ランキング11年連続1位(2025年:1,838億7,000万円・前年比+5%)を記録する業界トップ企業です。
引用:リフォーム産業新聞 住宅リフォーム売上高ランキング2025
全国38営業所(2025年8月現在)・専属スタッフ体制で積水ハウス物件の純正リフォームを中心に展開しています。
積水ハウスグループには、窓口会社「積水ハウスリフォーム㈱」とは別に、施工会社「積水ハウス建設株式会社(旧積和建設)」があります。
積水ハウス建設は2009年より、積水ハウスオーナー以外の他社物件リフォームにも正式に対応しています。

売上は長年トップをキープしています。
自社物件の中古ストックが強み!賃貸住宅など大規模物件も特徴。
【特徴】
最大の特徴は「建てた当時の図面・部材情報をすべて保管している」点。
築20〜30年を経た住宅でも正確な施工が可能。
軽量鉄骨など積水ハウス独自工法への精通が強み。
【メリット】
【デメリット】
【費用目安(大規模)】
1,300万〜2,500万円以上
【他社物件受注比率】
積水ハウスリフォーム㈱はOB物件中心。他社物件は10%未満に留まる(詳細は非公開)
積水ハウス建設(旧積和建設)は2009年より他社物件に対応、
自社物件に対して圧倒的な強みを持っています。
ただ価格面で割高、コストを抑えるために3割〜4割程度のオーナーが他社を検討する傾向にあると言われています。
セキスイハウスの外部や構造は基本的に他社では施工できない。水回り交換ですら特殊な施工をしている場合があるので注意が必要。実績のある施工店に依頼する必要があります。
▶関連記事:ハウスメーカー住宅のメンテナンス方法
大和ハウスリフォーム|業界2位(1,786億円)・丁寧なインスペクションと充実したローン制度
大和ハウスリフォームは業界2位(1,786億1,000万円、前年比+3%)の大手企業です。大阪市北区に本社を置き、2003年創業(2013年社名変更)。
大和ハウス工業㈱の完全子会社として全国に営業拠点を展開し、他社で建てた住宅のリフォームにも積極的に対応します。
建物種別に「ダイワハウス物件・木造・RC・鉄骨造・マンション」とすべて受け付けています。
「OB客需要の活性化」を最重点課題と位置付け、点検・インスペクションからリレーションを築く戦略をとっています。

セキスイと同じく、賃貸物件など大型案件が強み
ナサホームを子会社化するなど他社物件にも積極参加しています。
【特徴】
工事前の「インスペクション(住宅診断)」を重視。屋根・外壁・基礎など10箇所を点検して診断書を作成し、建物の現状を把握した上でリフォームを立案します。
業界トップ水準のリフォームローン(最高2,500万円・最長15年・担保不要)も強みです。
【メリット】
【デメリット】
- 費用が高め(地域の工務店比で3割程度高い口コミあり)
- ショールームが少ない
【費用目安(大規模)】
1,200万〜2,500万円程度
【他社物件受注比率】
OB約75%・新規(他社物件)約25%(2015年インタビュー当時。前々期はOB80%:新規20%)。詳細は非公開 引用:リフォーム産業新聞
2023年 近畿・中京・首都圏でリフォーム事業を展開する、中堅リフォーム会社ナサホームを子会社化。
他社施工物件(一般住宅やマンション)」のリフォームシェアを拡大することが大きな狙い。
住友不動産「新築そっくりさん」|業界3位(1,180億円)・業界唯一の完全定額制・新規顧客9割
「新築そっくりさん」は1996年誕生の業界パイオニアです。リフォーム産業新聞2025年ランキングでは住友不動産ハウジングが3位(1,180億5,000万円、前年比+5%)を記録。
2025年4月には「新築そっくりさん」事業本部と注文住宅事業を統合した新会社「住友不動産ハウジング株式会社」が設立(従業員4,523名)。現在の売上2,000億円超から3,000億円の早期達成を目標に掲げています。

他社案件の受注実績は、圧倒的に強い
大規模リフォームのパイオニア的存在です。
断熱・気密性能の強化やリフォーム済みOB宅を実際に見学できる「エスコートハウス」を展開するなど新施策を積極的に推進しています。
【特徴】
業界唯一の「完全定額制」を採用。
他社リフォームでは最大大手になる。「インスペクション(住宅診断)」などもおこなっている。
着工後の予期せぬ追加工事でも費用は据え置き。耐震補強が標準メニューに含まれる。
【メリット】
【デメリット】
【費用目安(大規模)】
1,200万〜3,000万円以上
【他社物件受注比率】
新規顧客(他社物件)約90%・OB約10%
定額制フルリフォームのビジネスモデル上、既存OBではなく新規顧客への提案が主体。
ランキング3位(1,180億5,000万円・前年比+5%) 引用:リフォーム産業新聞
他社物件の新規開拓ではNo1だが、アフター実績にやや不安が残る。
中堅リフォーム会社と価格比較で残るハウスメーカーの1つ。
セキスイハイム(積水化学工業グループ)|業界4位(1,072億円)・高断熱ユニット工法の純正リフォーム
積水化学工業グループのリフォーム事業はリフォーム産業新聞2025年ランキングで4位(1,072億円・前年比+4%)を記録。
セキスイハイムグループのリフォーム専門会社「セキスイファミエス」が「リノベーションハイム」ブランドで全国展開しています。定期診断の継続と断熱リフォーム需要の獲得が奏功し増収を達成しています。
また、セキスイハイムでは既存住宅の買取・リフォーム後の再販事業「Be-heim(ビーハイム)」も展開。買取再販によるストック活用を積極化しています。
【特徴】
積水化学が独自開発したユニット工法住宅専用の純正部材・認定施工業者による施工が最大の特徴。
高断熱・高気密の性能を維持したままリフォームができ、既存の省エネ性能・保証を継続できます。
【メリット】
【デメリット】
【費用目安(大規模)】
1,000万〜2,500万円以上(セキスイハイム物件の場合。他社物件は別途見積もり)
【他社物件受注比率】
積水化学工業IR資料では「OB顧客向けを中心に定期診断継続と提案強化でリフォーム拡大」と明記。
自社物件OBが主体。セキスイファミエス(リノベーションハイム)はセキスイハイム以外の一般住宅にも対応可。詳細比率は非公開。
ヤマダホールディングス(ヤマダホームズ・旧SXL)|業界5位(920億円)・家電連携×リフォームの新スタイル
ヤマダホールディングスは大手家電量販店「ヤマダ電機」グループのハウスメーカーです。
旧エスバイエル(SXL)を吸収合併し「ヤマダ・エスバイエルホーム」を経て現在の「ヤマダホームズ」となっています。
リフォーム産業新聞2025年ランキングで全国5位(920億1,000万円・前年比+3%)にランクイン。2025年8月にはキッチンデザインに合わせたビルトイン食洗機のオリジナルリフォームプラン「Fit Colorプラン」を全国展開するなど、独自商品で差別化を図っています。

家電量販店の強みを活かした提案が得意
リフォーム実績を積んでる段階です。
【特徴】
ヤマダ電機グループならではのIoT・スマートホーム連携と、家電同時購入・一括提案が最大の特徴。工事費用がハウスメーカー系の中では比較的リーズナブルな水準です。
旧SXLの住宅ノウハウを継承しており、木造・鉄骨造どちらも対応可能です。
【メリット】
【デメリット】
【費用目安(大規模)】
700万〜2,000万円程度(他社比でやや低め)
【他社物件受注比率】
OB比率約75%・他社物件約25%(旧SXL時代のデータ)。ランキング5位(920億1,000万円・前年比+3%) 引用:リフォーム産業新聞 住宅リフォーム売上高ランキング2025
家電量販店のリフォームとハウスメーカOBリフォームが合わさったイメージです。
▶関連記事:家電量販店のリフォームは大丈夫?
ミサワリフォーム(ミサワホームグループ)|大型リフォーム受注2位・空間デザインに強い全面改装・2025年度売上721億円
「ミサワリフォーム」はミサワホームグループのリフォームブランドです。ミサワホームはパナソニックとトヨタ自動車の合弁会社であるプライムライフテクノロジーズ(PLT)グループの一社。
リフォーム産業新聞「大型リフォーム受注数ランキング2025」(500万円以上の大型工事対象)で初の2位にランクインし、注目を集めています。引用:リフォーム経済新聞
リフォーム事業売上高は2025年度721億円(2020年度の596億円から5年で安定拡大)。数年前から「まるまるリフォーム」(全面改装型)を強化しており、平均単価は約1,600万円。2025年4月には東京・目黒に144㎡の空間展示型ショールームを開設し、富裕層からの受注獲得を目指しています。
【特徴】
ミサワホームの木質パネル接着工法・空間提案力をリフォームに展開。
グッドデザイン賞受賞の「リフォームシステム」。
在来木造から鉄筋コンクリート造まであらゆる構造体に対応。戸建て・マンション・商業施設・医療施設・介護施設など幅広い建物種別に対応。「蔵収納」など独自の空間提案も可能。365日24時間受付体制のコールセンター。
【メリット】
【デメリット】
【費用目安(大規模)】 1
,500万〜3,000万円程度(まるまるリフォーム全面改装:平均単価約1,600万円)
【他社物件受注比率】
対応可(公式サイトで明示。OB比率の詳細数値は非公開。大型リフォーム受注数ランキング2025で2位に初ランクインしており、一般顧客向け拡大を積極推進中)
高級路線で特化。関東エリアが中心エリア
住友林業ホームテック|2025年度売上779億円・木の温かみと高品質素材
住友林業は国内最大手の木材商社グループを母体とするハウスメーカーです。
リフォーム部門「住友林業ホームテック」は施工件数年約5万件を誇ります。リフォーム産業新聞2025年ランキングでは推定8〜10位圏内(2025年度売上779億円、前年比8%増)。
新規顧客(他社物件)比率については、2020年時点では新規51%・OB49%と業界屈指の新規比率を誇っていましたが、2022年以降は方針を転換し「OBの割合を6割に増やす」と発表。
直近はOB60%・新規(他社物件)40%前後で推移しています(金額・売上ベース)。一方、公式サイト「数字で見る住友林業ホームテック」(2024年12月期)によると、工事件数ベースでは一般物件(他社物件)53,788件・住友林業の家(OB)3,138件と、件数では一般物件が94.5%を占めています。

他社物件にも積極参加している。
無垢フロアーなど独自ルートの材料提案が得意
古民家再生は住友林業か住友不動産の2強になります。
これは件数単価の低い一般物件案件が多いためで、大型OBリフォームの単価が高く金額ベースでのOB比率が高いことと整合します。木造在来工法への対応力が強みで、他社ハウスメーカー物件や工務店物件にも積極的に対応します。
▶関連記事:築100年古民家再生はあり?
【特徴】
グループの木材調達ネットワークを活かした高品質な木材・自然素材の使用が最大の特徴。
木造・鉄骨造・RC造など構造を問わず対応。
【メリット】
- 良質な国産木材・自然素材
- 新規(他社物件)件数比率約94.5%で業界最高水準の新規対応力
- 充実したアフターサービス
【デメリット】
- 費用が工務店比で20〜30%高め
- 着工後の追加費用が発生するケースあり
【費用目安(大規模)】
1,000万〜1,800万円程度
【他社物件受注比率】
金額ベース:新規(他社物件)約40%・OB約60%(2022年以降の方針)。
2020年時点は新規51%とハウスメーカー系トップ水準だった。件数ベース:一般物件94.5%OB5.5%(2024年12月期・公式サイト調査) 引用:リフォーム産業新聞2020・2022年号・住友林業ホームテック公式
ハウスメーカーリフォームの中では新規に積極対応。
古民家再生など力を入れて取り組んでいる。
在来工法の大規模リフォームでは住友林業・住友不動産がトップクラスです。
旭化成リフォーム(旭化成ホームズグループ)|邸別ハウスカルテ管理・ヘーベルハウス専門リフォーム・2024年度売上578億円
「旭化成リフォーム株式会社」は旭化成ホームズグループのリフォーム専門子会社です。
旭化成ホームズが展開するヘーベルハウス(ALC=軽量気泡コンクリート)・ヘーベルメゾン(賃貸住宅)を対象に、新築時からの情報を「邸別ハウスカルテ」で一元管理し、最適なタイミングでメンテナンス・改装を提案する体制が強みです。
旭化成ホームズグループ全体の2024年度(2025年3月期)売上高は9,935億円(4期連続過去最高)で、リフォーム事業単独の売上高は578億円(前期比+2.7%)、営業利益74億円(前期比+11.3%)と安定成長しています。

ヘーベルといえば外壁塗装とシート防水
【特徴】
邸別ハウスカルテ(新築時からの施工・仕様データ)に基づく最適リフォーム提案。
外装メンテナンスリフォーム・空間プランニングリノベーション・環境貢献リフォーム(太陽光・蓄電池)の3本柱。
また、ヘーベルハウス以外の一般住宅・ビル向け防水改修事業(30年耐久防水シート)も展開。60年長期保証体制と連動したアフターサービス網を持つ。
【メリット】
【デメリット】
【費用目安(大規模)】
全面改装・スケルトンリフォーム:800〜2,500万円程度。
外装メンテナンスリフォーム(外壁塗装・屋根):100〜300万円程度。
一般住宅向け防水改修:50〜200万円程度(規模による)。
【他社物件受注比率】
大規模リフォーム(間取り変更・全面改装等)はヘーベルハウス・ヘーベルメゾン対象が中心。
防水改修工事は他社物件・ビル・工場等にも対応。OB(自社オーナー)からの受注比率の詳細は非公開(業界慣行として高いOB比率が推定される)。
パナソニックリフォーム(パナソニックホームズ)|断熱・スマートホーム化に強い
パナソニックリフォームはパナソニックホームズ㈱の完全子会社(出資比率100%)で、2013年4月設立。
資本金4,000万円。大阪府豊中市に本社を置きリフォーム工事の請負・設計・施工管理・アフターサービスを担います。「パナソニック ホームズの住まいをお建ていただいたオーナーさまと新たなご縁をいただいたお客さまに寄り添う」と公式に明示しており、OB・一般双方に対応。
リフォーム産業新聞2025年ランキングでは推定8〜10位圏内とみられます(詳細売上は非公開)。親会社パナソニックホームズはストック事業(リフォーム・賃貸管理等)で2025年3月期に1,009億円を達成、2030年度には1,800億円目標を掲げています。

パナソニックが住宅設備から撤退!?
今後の流れに注目です。
【特徴】
パナソニックグループのスマートホーム技術・省エネ設備・高断熱住宅ノウハウを活かしたリフォーム提案。AI・IoT連携対応も可能。
【メリット】
- 断熱・耐震リフォームに豊富な実績
- パナソニック製最新設備を標準価格で導入できる
- OB・他社物件どちらも対応
【デメリット】
- 費用が高め
- 担当者によって対応力に差がある
- パナソニック製品中心の提案になりがち
【費用目安(大規模)】
1,000万〜2,000万円程度
【他社物件受注比率】
非公開(公式サイトで他社物件も対応可と明記)
フランチャイズオーナーがパナソニックリフォームを展開している。
その場合は地域工務店と大きな差がなくなってしまう。
パナソニックリフォームかどうかの確認は必要。
三井のリフォーム(三井デザインテック)|高デザイン性・全国25拠点・2024年度売上578億円
「三井のリフォーム」は三井不動産グループのリフォームブランドです。
2002年に三井ホームリモデリングとして設立後、2012年に「三井不動産リフォーム」に社名変更。さらに2020年にインテリア・内装設計の「三井デザインテック」と統合・吸収合併し、現在は三井デザインテックが「三井のリフォーム」ブランドを担っています。
売上は2024年度約578億円(三井デザインテック)。全国25拠点で展開。リフォーム産業新聞2025年ランキングでは推定8〜10位圏内とみられます。

デザイン性を全面に出した提案が強み
利便性とのバランスに注意が必要!
【特徴】
新築マンション・戸建てに採用される最新設備を取り扱えるため、デザイン性・品質ともに高水準。
構造熟知の間取り変更・耐震補強が可能。三井不動産の仲介・中古物件再販との連携も強み。
【メリット】
【デメリット】
【費用目安(大規模)】
1,000万〜2,500万円程度
【他社物件受注比率】
非公開(公式サイトで他社物件も対応可と案内)
営業とコーディネーター2人体制で提案することが多い。
価格面で高い傾向にあるため、デザイン面を全面に出した提案が強みです。
大手ハウスメーカー10社を一目で比較!比較表
| 会社名 | 費用目安(大規模) | 得意分野 | 定額制 | 部分対応 | 他社物件 | 売上規模(産業新聞2025) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ①積水ハウスリフォーム | 1,300〜2,500万円+ | 自社純正・構造熟知耐震・長期保証 | × | ○ | △積水ハウス建設(旧積和建設)経由 | 1位約1,839億円 |
| ②大和ハウスリフォーム | 1,200〜2,500万円 | 耐震・省エネバリアフリー | × | ○ | ○ | 2位約1,786億円 |
| ③新築そっくりさん(住友不動産) | 1,200〜3,000万円+ | 全面リフォーム(定額制) | ◎業界唯一 | ◯(部分部署が担当) | ◯積極的 | 3位約1,180億円 |
| ④セキスイハイムセキスイファミエス | 1,200〜2,500万円+ | 自社・ユニット工法純正施工・Be-heim | × | ○ | △他社物件も可 | 4位約1,072億円 |
| ⑤ヤマダHDヤマダホームズ | 1100〜2,000万円 | IoT・家電連携リーズナブル | × | ○ | ○ | 5位約920億円 |
| ⑥ミサワリフォーム (PLTグループ) | 1,500〜3,000万円 | 空間デザイン・全面改装 | × | ◯ | ◯地域による | 大型受注2位 721億円 |
| ⑦住友林業ホームテック | 1,200〜2,500万円 | 木材・自然素材 | × | ○ | ◎ | 推定7位約779億円 |
⑧旭化成リフォーム(旭化成HGグループ) | 800〜2,500万円 | 邸別カルテ管理・ALC専門リフォーム | × | ◯ | △防水のみ | 推定578億円 |
| ⑨パナソニックリフォーム | 1,200〜2,000万円 | 断熱・スマートホーム | × | ○ | ○ | 推定10位以下 |
| ⑩三井のリフォーム | 1,200〜2,500万円 | デザイン・水回り | × | ○ | ○ | 推定10位以下約578億円 |
※費用目安は30坪前後の戸建て・大規模リフォームの参考値です。物件の状態・内容・地域により大きく変動します。
大規模リフォームどの会社を選ぶべき?|他社物件を扱える会社は少ない

「目的」と「建てたメーカー」で選ぶ
基本的には、
どのハウスメーカーも他社の規格住宅(ハウスメーカー住宅)のリフォームは施工できません。
構造や施工方法が公開されていないため、施工すると問題が起きるからです
▶関連記事:ハウスメーカー住宅のメンテナンス方法
依頼先のハウスメーカーが他社物件でも依頼できるか確認する
積水ハウスやセキスイファミエス,ヘーベルハウスなどは正直、他社物件のリフォームには不向きです。
会社としても不得手分野に無理に入りこまない姿勢で営業しています。
こういった場合は、どうしても子会社の立場から親会社の新築建替えへ誘導される率が上がるので注意が必要です。
他社リフォームを進めるなら
- 住友不動産
- 住友林業ホームテック
- 大和ハウスリフォーム
- ヤマダホールディングス
- ミサワリフォーム
- パナソニックリフォーム
- 三井のリフォーム
この7社が有力候補になります。
ハウスメーカーのリフォーム会社は子会社の立場もあり、新築に誘導するトークが必ずあると思ってください。
実際、新築部署から左遷された営業担当が、リフォーム部署に多く所属している会社もあります。
大手ハウスメーカーだから安心ではないので注意して下さい。
▶関連記事:リフォーム業者は言うことがバラバラ
大規模リフォームでは必ず3社以上で相見積もりを取る
大規模リフォームは数百万〜数千万円の大きな買い物です。費用だけでなく、提案内容・工期・アフターサービスも比較してください。
大規模リフォームでは補助金・減税制度が重要!
断熱リフォーム補助金(子育てエコホーム支援事業)、耐震改修補助金、長期優良住宅化リフォーム補助金など手厚い制度があります。
各社、補助金対応には得手不得手があります。
営業担当の補助金提案内容もしっかり確認しましょう。
参考サイトで地域ごとの補助金を調べることができます。
▶参考サイト:一般財団法人 住宅リフォーム推進協議会
まとめ 大手ハウスメーカーの特徴を知ってベストな選択をしましょう。
大規模リフォームは一生に一度の大きな決断になることも多いです。
各社のランキングや特徴を参考に、
をしっかり整理した上で、最低3社から相見積もりを取ることを強くおすすめします。
▶関連記事:相見積りを取るべき理由
一斉見積もりサイトを利用することで、今回のリフォーム計画に合ったパートナーを選んでくれます。
▶関連記事:無料比較サイトの仕組み
ハウスメーカーの見積もり価格について不安がある人は、
下記の参考記事を読んでみて下さい。





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