「大手だから安心、地元の工務店だから親身…そう思っていませんか?実はリフォームで一番大切なのは『誰があなたの担当になるか』です。なぜなら、現場を動かすのも、あなたの要望を職人に伝えるのもすべてその営業担当だからです。」
- こちらの話をあまり聞いてくれない
- 契約の話ばかりを急かしてくる
- 質問しても、なんとなく曖昧な答えが返ってくる
多くのリフォーム経験者が、不安を感じるポイントです。実はその違和感の正体は、営業担当の”取り組む態度の違い”であることがほとんどです。
リフォーム営業は、誰が担当になるかで
- 提案の質
- 打ち合わせの進めやすさ
- 完成後の満足度
まで大きく変わります。特に多くの業務を一人でこなすことの多いリフォーム会社では、営業担当=会社と言っても過言ではありません。
この記事では、元ハウスメーカーのエリアマネージャーとしての実体験をもとに、信頼できる営業担当とそうでない営業担当の態度の違いを分かりやすく解説します。
「営業が苦手」「押し売りされたくない」そんな方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください。
■この記事でわかること
・営業担当は「売る」だけが仕事じゃない本当の理由
・信頼できる営業担当の共通点と特徴
・後悔しない担当者選びのポイント
営業担当は、家づくりという“人生最大のプロジェクト”を支える“夢の案内人”です。だからこそ、信頼できるパートナーと出会うことが、理想の住まいへの第一歩となります。

strato
大手ハウスメーカー リフォーム部
元エリアマネージャー
エリア実績 全国No1獲得
現在は独立してブログで住まいの情報発信中
建築業界25年の知識を発信します。
- 戸建てリフォームにおける「営業担当」の本当の役割とは?
- 営業担当は「売る仕事」じゃない?本当の役割とは
- 信頼できる住宅営業担当の共通点|聞く力が9割
- 【事実】もう一度会いたい営業担当は6人に1人だけ?
- 【要注意】信頼できない営業担当に共通する5つのサイン
- まとめ|営業担当の態度の違いが、家づくりの満足度を左右する
- よくある質問
- Q. 住宅営業担当を変更してもらうことはできますか?
- Q. 信頼できる営業担当かどうか、初回の打ち合わせで見極めるポイントは?
- Q. 「今月中なら値引きします」という言葉はどう判断すればいい?
- Q. 新人営業担当と経験豊富な担当者、どちらに頼む方がいい?
- Q. 担当者が途中で変わってしまった場合はどうすればいい?
- Q. リフォーム営業担当のヒアリングが浅いと感じたら、どうすればいいですか?
- Q. 営業担当と設計士・現場監督、それぞれの役割の違いは何ですか?
- Q. 契約後に営業担当の対応が急に変わった場合、どう対処すればいいですか?
- Q. 複数社で相見積もりを取るとき、各社の営業担当を比較するポイントは?
- Q. 信頼できる営業担当に出会えた場合、次のリフォームも同じ人に依頼できますか?
戸建てリフォームにおける「営業担当」の本当の役割とは?

「リフォームの営業担当」と聞くと、多くの人は「商品を売り込んで契約を迫る人」「見積書を持ってくる人」というイメージを持つかもしれません。
しかし、1,000万円を超えることも珍しくない戸建てのリフォーム(まるごとリノベーション)において、営業担当の役割は「単なる物売り」では絶対にありません。
彼らの本当の役割は、施主であるあなたの理想を形にする「プロジェクトマネージャー(総責任者)」です。なぜ会社選び以上に「担当者選び」が重要なのか、営業担当が果たす3つの決定的な役割を解説します。
あなたの「理想の暮らし」を言語化するヒアリング力
リフォームを考えるとき、私たちは「対面キッチンにしたい」「リビングを広くしたい」「収納を増やしたい」といった“目に見える要望”を伝えがちです。
しかし、本当に大切なのはその奥にある「なぜそうしたいのか(理由)」です。
優秀なリフォーム営業は、単に言われた通りの図面を作るのではなく、次のような問いかけであなたの深層心理にある理想を引き出します。
「冬の結露と寒さに悩んでいる」「実は家事動線が悪くてイライラしている」といった言葉になっていない本質的な悩み(潜在ニーズ)を見つけ出し、リフォームの正しいゴールを設定すること。これが、営業担当が最初に果たすべき重要な役割です。
予算とこだわりを両立させる「引き算」の提案力
戸建てのリフォームを進めていくと、あれもこれもと要望が膨らみ、あっという間に予算オーバーになってしまうのは「リフォームあるある」です。
ここで、言われた通りにすべて見積もりに乗せて「総額2,000万円になりました」と持ってくる営業担当は二流です。一流の営業担当は、限られた予算の中で「どこにお金をかけ、どこを削るか」のバランスを取る「引き算」の提案をしてくれます。
施主のこだわりを否定せず、建築のプロとしての知識を総動員して予算内に着地させる。このコストコントロールの舵取りも、営業担当の腕の見せ所です。
職人やデザイナーへ思いを繋ぐ「現場の指揮官」
ここが最も見落とされがちですが、非常に重要なポイントです。
どれだけ素晴らしいリフォームプランができあがっても、実際に工事をするのは営業担当ではなく、設計士や現場監督、そして大工さんなどの「職人たち」です。
全面リフォームの現場では、営業担当は「施主の熱意やこだわりを現場にズレなく伝える翻訳者」であり、プロジェクト全体のハブ(中心)となります。
もし営業担当の社内コミュニケーション能力が低いと、次のような悲劇が起こります。
優秀な営業は、契約後も現場に何度も足を運び、職人たちと良好な関係を築きながら、あなたの「思い」を現場の隅々まで行き渡らせます。
まさに、工事を成功に導く現場の指揮官なのです。
営業担当は「売る仕事」じゃない?本当の役割とは
営業職と聞くと、多くの人が「物を売る仕事」というイメージを持つのではないでしょうか。
もちろん、最終的に商品を売るのは事実です。しかし、それは結果であって、営業担当の本当の目的ではありません。
私が営業の考え方を大きく変えられたきっかけが、中村信仁さんの著書『営業の魔法』でした。
そこには、営業の本質がこう記されています。
営業とは、お客様の悩みを解決し、夢をかなえる仕事である
この言葉に出会い、「営業は物を売る人ではなく、夢をカタチにする案内人なんだ」と考えるようになりました。引用:営業の魔法(中村信仁)
住宅営業においても同じです。家という人生最大の買い物において、営業担当は売り手の代表ではなく、施主側に立って一緒に考える存在であるべきなのです。
信頼できる住宅営業担当の共通点|聞く力が9割
営業というと「話がうまい人」というイメージがありますが、実際は真逆です。
信頼される営業担当ほど、話すよりも”聞く態度”が圧倒的に違います。
こうしたことを、時間をかけて丁寧に聞こうとします。
一方で、信頼できない営業担当は
といった態度が目立ちます。
「早く決めてください」「今月中なら安くなります」こうした言葉が多い場合は要注意です。
営業担当の態度の違いは、初回の打ち合わせから必ず表れます。打ち合わせ後に「ちゃんと話を聞いてもらえた」と感じられるかどうかが、大きな判断基準になります。
【事実】もう一度会いたい営業担当は6人に1人だけ?
高橋浩一さんの著書『無敗営業』には、こんなデータがあります。
もう一度会いたい営業担当は6人に1人
住宅業界では、これより少ないかもしれません。なぜ、信頼される営業担当がこれほど少ないのでしょうか。
理由はシンプルで、売る側の事情が優先され、お客様の声が置き去りにされているからです。
本来の営業担当の役割は、「売ること」ではなく、「より良い未来を一緒に考えること」のはずです。その姿勢は、必ず態度に表れます。
【要注意】信頼できない営業担当に共通する5つのサイン
信頼できない営業担当には、共通した態度の違いがあります。
一見、話がうまく感じる営業担当でも、短期的な契約だけを目的にしているケースもあります。
特に注意したいのが、「本音で話しているかどうか」です。
騙そうとする人ほど、最初は丁寧で、感じがよく、言葉もきれいです。しかし、それは信頼を得るための”演出”であることも少なくありません。
時間が経つにつれて、言動に矛盾が出たり、態度が変わったりします。長く付き合える営業担当かどうかは、時間をかけて見極めることが何より大切です。
▶関連記事:営業担当の選び方・変更の判断基準と対処法を解説
まとめ|営業担当の態度の違いが、家づくりの満足度を左右する
家づくりにおいて、営業担当との相性はとても重要です。
「この人なら安心して相談できる」「この人に任せたい」そう思える営業担当に出会えたとき、家づくりは一気に楽しくなります。
逆に、「何か合わない」「違和感がある」と感じた場合は、遠慮せず担当変更を申し出てください。
会社によって、できること・できないことはあります。その中でも、
ここを見極めることが、後悔しない家づくりにつながります。
ぜひ、あなたにとっての”夢の案内人”となる営業担当と出会ってください。
よくある質問
Q. 住宅営業担当を変更してもらうことはできますか?
A. 多くのハウスメーカー・リフォーム会社では、担当変更の申し出が可能です。
「相性が合わない」「説明が不安」など、正直な理由で相談してみてください。担当を変えることへの遠慮は不要で、むしろ納得のいく担当者と進める方が後悔のない家づくりにつながります。
Q. 信頼できる営業担当かどうか、初回の打ち合わせで見極めるポイントは?
A. 「話すより聞く姿勢があるか」が最大のポイントです。
こちらの話を遮らず、予算・不安・理想をしっかりヒアリングしようとする姿勢があるか確認してください。打ち合わせ後に「ちゃんと話を聞いてもらえた」と感じられたなら、信頼できる担当者のサインです。
Q. 「今月中なら値引きします」という言葉はどう判断すればいい?
A. 期限を煽るトークは、契約を急かすためのよくある営業手法です。
本当に良い提案であれば、翌月でも条件は大きく変わりません。「なぜ今月なのか」理由を明確に聞き、納得できなければ焦って決める必要はありません。
Q. 新人営業担当と経験豊富な担当者、どちらに頼む方がいい?
A. 年数より「姿勢と誠実さ」の方が重要です。
経験豊富でも流れ作業になっている担当者より、新人でもお客様のために全力で動こうとする担当者の方が満足度が高いケースは多くあります。ただし、大規模な工事では経験値のフォローも重要なため、上司や先輩がしっかりサポートできる体制かどうかも確認しましょう。
▶関連記事:リフォーム営業マンの選び方と変更の判断基準
Q. 担当者が途中で変わってしまった場合はどうすればいい?
A. 担当交代は会社都合で起こることがありますが、引き継ぎ内容や対応の丁寧さで会社の姿勢が見えます。
新担当者が前の打ち合わせ内容を把握しているか、不安や要望を改めて確認してくれるかをチェックしてください。引き継ぎが不十分な場合は、遠慮なく申し出ることが大切です。
Q. リフォーム営業担当のヒアリングが浅いと感じたら、どうすればいいですか?
A. 「もう少し時間をとって話を聞いてほしい」と率直に伝えてみてください。
優秀な担当者は必ず時間を作ります。それでも改善されない場合は、担当変更を検討するサインです。ヒアリング不足は、後工程の提案や現場への指示ミスに直結するため、早めに対処することが大切です。
Q. 営業担当と設計士・現場監督、それぞれの役割の違いは何ですか?
A. 営業担当は「施主の理想のヒアリング・提案・現場との橋渡し(プロジェクト管理)」を担います。
設計士は「図面作成・法令確認・デザイン」、現場監督は「工事の進行管理・職人への指示」が主な役割です。特にリフォームでは営業担当が3者をつなぐ中心的な役割を持つため、担当者の質が完成度に直結します。
Q. 契約後に営業担当の対応が急に変わった場合、どう対処すればいいですか?
A. 契約後の対応変化は「信頼できない担当者のサイン」の一つです。
まず「連絡が遅い」「約束が守られない」など具体的な事実を記録し、担当者本人か上司に改善を求めてください。改善が見られない場合は、担当変更や会社への申し入れも正当な選択肢です。
Q. 複数社で相見積もりを取るとき、各社の営業担当を比較するポイントは?
A. 「話す量より聞く量が多いか」「潜在的な要望を質問で引き出そうとするか」「予算内に収める代替案を提示してくれるか」の3点を確認してください。
同じ条件を提示したとき、提案の深さに差が出る担当者が信頼できます。金額だけの比較では本当の差は見えません。
Q. 信頼できる営業担当に出会えた場合、次のリフォームも同じ人に依頼できますか?
A. 可能なケースが多いです。
ただし、担当者が退職・異動していることもあるため、工事完了後も定期的に連絡を取り合っておくことをおすすめします。信頼できる担当者とのつながりはリフォームの最大の資産です。名刺や連絡先は大切に保管しておきましょう。



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